Mr.Children最強の失恋ソング5選【失恋してなくても聴いてほしい】
- 別に失恋したわけじゃないけど、ミスチルの甘酸っぱい曲が聴きたい
- カップリングやアルバム曲でおすすめの曲は?
- 失恋した⋯もぅマヂ無理⋯ミスチルでもきこ⋯
という方に向けて「ミスチル最強失恋ソングBEST5」をまとめました。
「失恋ソング?そもそも失恋してないワイには関係ない」という方にもぜひ一度聴いてほしい、そんな名曲ばかりになっています。
1. Over
1994年にリリースされたアルバム「Atomic Heart」に収録された曲。
- やりきれなさと下心に溢れながらも、前を向かせてくれる
- タイトルの意味は「恋が終わる」「恋を乗り越える」のダブルミーニング
- とても晴れやかなメロディーとは相反して、過去の恋をひきずる歌詞
特にファンの間で評判なのがその歌詞で、ファンファーレのようなメロディーとは裏腹に歌詞はとても暗め。もし歌詞が別の言語だった場合、100人中99人は失恋ソングだと気付けないのではないでしょうか。
さらに「いつか街で偶然出会っても今以上に綺麗になってないで」という不器用さとや下心丸見えの歌詞から、「顔のわりに小さな胸」というツッコミどころしかない歌詞まで。
歌詞とメロディーのギャップと最高の「らしさ」が溢れた、ライブでも盛り上がる失恋ソングです。
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2. 幸せのカテゴリー
1997年にリリースされたアルバム「BOLERO」に収録された曲です。
- 冷え切った関係、退屈な日常の中で「幸せ」を見出せなくなった人に聴いてほしい曲
- 明るい曲調とは裏腹に、倦怠期のカップルの凍りついた関係を気怠げに歌っている
- 「カテゴリー」と「懲り懲り」で韻を踏むといった遊び心もある
「傷つくこと傷つけることが互いになんとなく面倒くさくなっただけ」をはじめとした投げやりな歌詞が、この歌特有の気怠さにブーストをかけています。
風刺的な曲をバンバン出していた当時のミスチルならではの皮肉の籠った歌を聴きたい方には何よりおすすめですよ。
3. Surrender
2000年にリリースされたアルバム「Q」に収録された曲です。
- 失恋という名の泥に吸い込まれていくような感覚を表現した、一歩間違えれば鬱ソングになりかねない曲
- タイトルの「surrender」の意味は「諦める・降伏する」
想いを寄せていた相手にさよならを告げられたのが、というのがこの歌の主人公の境遇です。
決して明るい曲ではありませんし、前を向かせてくれる曲ではありません。
ですがミスチルの曲にありがちな「辛いことも全部呑み込んで消化していこう」というスタンスはこの曲でも健在で、何度も聴きたくなってしまう不思議な魔力が潜んでいるのがこの「Surrender」です。
4. Candy
2005年発売のアルバム「I Love U」に収録された曲です。
- 恋心を一粒のキャンディで表現した、ミスチルの失恋ソングの金字塔
- ゆったりとした曲調で、曲全体が比喩表現で溢れている
「ミスチルの失恋ソングといったらこれ一択」「ミスチル最強のバラード」との呼び声も高い、根強い人気を持つ曲です。
特におすすめなのが「大抵人はこんな感じで大事なものを失うんだろう」という2番の歌詞で、この曲の持つ儚さ・悲しさ・憂いさに拍車をかけています。
ミスチルの中で最も、聴けば聴くほど魅力に気付いていく「スルメ」的要素がある曲と言えます。
5. くるみ
両面Aシングルとして2003年にリリースされた25枚目のシングル曲。「今まで曲たちは知らなかったけど、これだけは知ってる」という方も多いのではないでしょうか。
- 出会いを別れを繰り返す全ての人に聞いてほしい曲
魅力的なのがそのPVで、なんとミスチルメンバー全員がこのPVが全曲の中で最も好きだと明言するほど。映像の中では「夢を諦めきれなかった大人たちの泥臭く哀愁漂う物語」が描かれているわけですが、それがこの曲が長年愛される理由の1つでもあります。(※PVの中の話はフィクションです)
ちなみにタイトルの「くるみ」の意味や由来についてですが、ボーカル桜井さん本人の口からは明言されておりません。
そこでファンの間では「くるみ」は「来る未来」からきているというものから、「来未」→「未来の反対」→ゆえに「過去」だ、というものまで様々な憶測が飛び交っています。