【著作権注意】ブログで漫画の画像を引用する時に守るべき3つのこと
- 漫画の画像をブログに貼ると著作権に触れるって本当?
- 他のブログでは思いっきり漫画画像を貼ってるけどあれ大丈夫なの?
- もし自分が貼りたい場合はどうやって引用すればいいの?
という方に向けて、漫画の画像を引用する際に守るべき3つのことを具体的な方法と共にまとめました。
著作物の引用の際のルール
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。 (2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。 (3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。 (4)出所の明示がなされていること。(第48条)
引用元:文化庁
これが文化庁による著作物引用の際のルールですが、これだけだと正直分かりにくく、「じゃあ結局どうすればいいの?」となりますよね。
なので次は著作権に引っかからないための具体的な引用方法を見ていきましょう。
ブログにおける漫画画像の引用方法
- 引用元を画像の近くに記載する
- blockquoteタグで囲む
- 引用物がメインにならないようにする
1. 引用元を記載する
(引用元:漫画「ドラゴンボールZ」)
もしドラゴンボールの画像を使いたいとなった場合、上のように、画像の近くに引用元を明記してあげてください。画像のキャプションに記載してあげてもいいですね。
これで「出所の明示」は完了です。ここでは作品名だけですが、単行本〇巻など書いてあげるとより安心です。
※文字を小さくしすぎると、引用下の記載の意味が無くなってしまいます。少なくとも視認できる文字サイズにしてあげましょう。
2. 引用タグで囲んであげる
次にそれが自分のサイトのコンテンツなのか、それとも引用したものなのかを区別できるようにする必要があります。
(引用元:漫画「ドラゴンボールZ」)
そこでこのように、引用を示すタグ<blockquote>
で囲んであげます。これで引用物なことをはっきりと示せます。
※blockquote
タグを変に装飾し、引用してるように見えなくなることは避けましょう。
ちなみに踏み込んだ内容にはなりますが、cite
タグを使って引用元を示してあげるとより親切です。
3. 引用物がメインにならないようにする
これはどういうことかというと、頻繁に引用することで記事の大半が引用物になり「引用物 > 自分のサイトのコンテンツ」にならないように、ということです。
もし「名シーン集」や「名言集」のように、画像を何度も引用しそうな記事を書く時はこの点に留意しておく必要があります。
余談:「アル」を使えば引用が楽にできる
アルは対象の漫画作品のコマをユーザーが投稿できるWebサービス。
ここまで漫画画像の引用方法について紹介してきましたが、「アル」を使えばいちいち上の手順を踏まずに、記事に漫画画像を埋め込むことができます。
ちなみに対象の作品は全て、出版元や作者さんから許可をもらっているので著作権の心配もありません。更に画質もかなり良く、ブログに貼る際にもURLだけ貼ればいいのでとても楽。
とても画期的なサービスなので、気になった方はぜひチェックしてみてください。