くるみ
- 面接で「それうちじゃなくてもできるよね?」に近しいことを言われて困った時がある
- 正直その通りだけど、何かいい感じのその場しのぎの方法を知りたい
という新卒の方に向けて面接で「それうちじゃなくてよくない?」と言われた時の対処法をまとめました。
いつもはエンジニア向けの就活記事を書いていますが、本記事はそれ以外の職種を希望している方向けでもあります。
参考になれば幸いです⸝⸝- ̫ -⸝⸝
面接での「それうちじゃなくてよくない?」への対処法
「それうちじゃなくてよくない?」への対処法は以下の3つです。- 認めつつ他社との差別化点を話す
- そもそも突っ込まれない志望動機にする
- そんな企業は辞退する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
認めつつ他社との差別化点を話す
これは一度その事を認めその企業でしか出来ないこと・より出来ることを話す、という方法です。
くるみ
これは「かなりユーザー規模が大きめの自社開発系の企業」を受ける時のカウンターとして用意していました。
この方法であれば他者との差別化点を示しつつ更に自分のやりたいことやキャリアプランもさりげなく盛り込むことができます。
そんな差別化点を話す際ですが一つポイントがありまして、それは終盤に「より」という言葉を入れる、ということです。
「他の企業でもできるっちゃできるんだけど、御社が一番できる環境なんですよ」を「より」という副詞一つで表現できます。便利な言葉ですね。
くるみ
なのでその質問をされたからといって「自分の評価低いのかな」と考えるのではなく、「これに答えられれば加点要素になるぞ」と前向きに考えるのがベストですね。
そもそも突っ込まれない志望動機にする
そもそもそんな風に理論武装せずとも、「それうちじゃなくてよくない?」と言わせない志望動機にするのがベストです。
突っ込まれる理由として以下が挙げられます。
- 志望動機がその業界や業種の志望理由になっている
- 他の企業でも当てはまる点を述べてしまっている
- 志望動機を使い回している
- そもそも企業研究が不十分
そこで大事になってくるのが「その業界の中でもなぜその企業なのか」を示すことと「如何に説得力があるか」です。
方法は簡単。以下のような順番で志望理由を話せばいいだけです。
くるみ
しかし同じ業界の企業であれば「なぜその業界(業種)なのか」は使いまわせますが、流石に「なぜその企業なのか」に関してだけは企業ごとに真剣に練り上げる必要があります。
初期の選考段階で志望動機に関してあまり深掘りされずにいい感じに進んだとしても、そこが疎かだと最終選考あたりで確実にお祈られるのでご注意ください。
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そんな企業は辞退する
「いやいや何言ってんだ」と思われるかもしれません。ごもっともです。
ですが僕の就活当時はこのスタンスでした。
まあ要するに、ド直球に「それうちじゃなくてよくない?」なんて言ってくる面接官が働く企業のことをどう思いますか、という話です。
圧迫とまでは言いませんし別にそれを聞くのが悪いと述べたいわけではありませんが、もっとこう…言い方というものがあるのではないのかな、と。
くるみ
もちろんその場合は辟易することは一切無く、自分の志望動機の詰めが甘かった事を反省しました。
その前者のような聞き方をした企業と、後者のような聞き方をした企業の2つから選べと言われたら後者を間違いなく選びますよね。
なので思い切って「そんなこと言ってくる企業はこっちから願い下げだ」というスタンスで臨むのも選択肢の一つかもしれません。
まとめ
まとめると以下の通り。
- そもそもそう突っ込まれない志望動機にするのがベスト。
- 万が一「それうちじゃなくてよくない?」と言われた時は、一度認めた上で他の企業との差別化点を話す
分かります。
その企業の志望度が低い場合、「はいそうです。御社は数受けてる企業のあくまで一つ。第7志望ぐらいです。滑り止めというかあくまで手札を増やしたいだけで、別に御社じゃなくてよいです。」と言いたくなる気持ちも分かります。
ですが就活では本音だけではなく時には建前を使う必要もあります。(嘘をつくとは別です)
よく「就活は恋愛だ」なんて言われたりしますがそれと同じように、学校一ではないけれどとても魅力的な異性がいたとして、その人に告白する際に「別にあんたが一番じゃない。妥協してるんだけど…一応好きなんです。」なんて言わないですよね。
くるみ
参考になれば幸いです!では⸝⸝- ̫ -⸝⸝