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第二新卒エンジニアとしてサーバサイドからフロントエンドに転職するためにやったこと

結論

  • モダンなフロントエンドの技術でポートフォリオを作る
  • エンジニア特化の転職エージェントを利用する
  • 第二新卒であることを強くアピールする
  • 4月入社を狙う

背景

新卒入社後はサーバサイドエンジニアとしてずっと働いてきたが、ちょうど1年経つタイミングでフロントエンドエンジニアへと転職した。

サーバサイドからフロントエンドへの転向自体はよくあるケースかもしれないが、第二新卒のタイミングでキャリアチェンジすることはそこそこ珍しいケースかもしれない。

転職前後の企業

  • 転職前:自社開発をしているWeb系企業
    • 求人票の職種としては「フルスタックエンジニア」だが、実務としては9割以上サーバサイドを担当
    • 技術としてはPHPがメイン
    • サービスの知名度自体はかなり高いものの良くも悪くもプロダクトファーストな企業だったので、新卒として入社し技術的に成長できるかと問われると正直Noだった
  • 転職後:受託開発企業

転職活動について

  • 1年目の12月に開始。翌月の1月に内定を獲得し、3月上旬に退職。
  • 転職エージェント2社+求人サイト1つを主に利用。結果的に、最も早く利用し始めたエージェント経由で内定獲得。

やったこと

モダンなフロントエンドの技術でポートフォリオを作る

当時は個人開発欲に溢れていたためプライベートでもひたすらポートフォリオの開発&コンテンツの追加などを行なっており、それをよく面接の場で話のネタにしていた。

作ったもの概要技術
宅食部宅配冷凍弁当の比較・口コミサイトNext.js
CSS StockWeb制作を楽にするCSSコピペサイトNext.js(TypeScript)

モダンな技術で実装されているかつ検索流入がそこそこあることもあり、面接ではこれら成果物の話で盛り上がることが多かった。

実際評価されていたかどうかは分からないが、盛り上がり楽しいと感じた面接は基本通過していたので、作った甲斐は大いにあったはず。 (そもそも転職活動のアピール目的で開発していたわけではないが)

エンジニア特化の転職エージェントを利用する

幅広い職種をカバーする大手エージェントから一度求人を紹介してもらったが、「第二新卒可」な求人がかなり少なめだった。エンジニア職に絞ると尚更のこと。

第二新卒に限ったことではないかもしれないが、Web系企業前提の場合はエンジニア求人に特化したサービス一択だなと再認識した。

第二新卒であることを強くアピールする

「第二新卒」という肩書きがあると世間一般的にあまり良い印象を持たれないが、自分の場合はあえてそれを強くアピールしていた。というのも若々しさやポテンシャルという面で加点が入ると考えていたため。

しかし「短期離職した人」ということは事実なため、ネガティブな理由で退職としたと伝わらないよう注意は必要。

4月入社を狙う

単純にこの時期だと求人の数が多く、更に新卒社員と同等の研修やカリキュラムを受けられる可能性があるので。

その他色々思ったこと

  • 新卒就活時からそこまで時間が経っていないこともあり、面接対策で苦労することは無かった。「面接慣れ状態」というバフがまだ継続していたのかも。
  • 退職時の手続きや申請が案外手間なことを知った。特に健康保険や年金周り。
  • 現職を続けながら転職活動するの大変。